Henni Alftan
Henni Alftan
Artist: Henni Alftan
Publisher: Is-land / Galerie Claire Gastaud
128 pages / 23 x 16 cm / softcover
フランスにあるGalerie Claire Gastaudで開催されたエキシビション(2017)での作品を含むHenni Alftanの最初の作品集。1979年ヘルシンキ出生、フランス系フィンランド人アーティスト、パリ在住。2023年、Karmaでのエキシビジョン、Kiasma美術館(ヘルシンキ現代美術館)で開催中『Ars Fennica 2023』にノミネートされている。Karmaからも集大成が発行されている(2023年セカンドエディション!)。「わたしは写真のペインティングを描く。これらのペインティングは、目に見える世界とその表象に対する観察の結果である。作品のモチーフは、ペインティングそのものであり、その歴史であり、物理的な物質としての絵の具であり、物体としてのタブロー(作品)である。ペインティングと写真はしばしば互いを模倣する。ペインティングでは、どのように写真が見えるかを見ることができる。なぜなら、単純なシミや性急な筆致の中にイメージを見るのがわたしたちの本性だからだ。わたしたちの視線は常に解釈しようとし、知覚したものに意味を与えようとする。その瞬間はいつなのだろうか。わたしは、絵の具がそれ自身以外の何かに言及し、類似し始めるその瞬間を見てみたい。だからこそ、わたしは必要な量だけを示そうとする。ほのめかす(見ているつもりのものは、しばしば見えなくなっているものだ)。わたしのアトリエの壁に写真はない。わたしは観察と推理を好む。人を、世界を、そしてペインティングやその他の表現を見ている。わたしのペインティングは、線、色、プロポーションで構成されている。描き方は、スケッチやプランの段階で決まっている。しかし、イメージは新しいものではない。自分で発明したわけではない。まるですでにそこにあったかのように。」